Japanese Colour Dictionary
砥粉色とのこいろ
TONOKO-IRO
砥粉色とは
砥粉色(とのこいろ)は、黄みを帯びた淡い色です。砥粉は砥石を切り出すときに出る粉で、刀剣の手入れや木工の目止め、下地作りに使われてきました。現在のJIS慣用色名には採録されていないため、規格上の代表マンセル値はありません。この図鑑での代表カラーコードは #F4DDA5 です。
砥粉色の色データ
| 色名 | 砥粉色 |
|---|---|
| 読み | とのこいろ |
| ローマ字 | TONOKO-IRO |
| カラーコード | #F4DDA5 |
| カラーコードの出典 | 伝統色資料の代表値 |
| RGB | 244, 221, 165 |
| 色系統 | 橙系 |
| JIS慣用色名 | 非該当 |
| 時代・成立背景 | 江戸 |
| 染料・モチーフ | 砥粉(鉱物・素材) |
この図鑑のカラーコードはWeb表示用の代表値です。日本の伝統色は資料・染色条件などにより色の値に差があり、唯一の正解値があるわけではありません。
砥粉色の名前の由来
砥石の粉の色に由来します。道具や材料の名がそのまま色名になった例です。
砥粉色と日本文化
この色名が使われた時期として資料に記録されているのは「江戸」です。日本の色名は、成立の時期を1点に定められないものが多く、ここでも幅のある記述にとどめています。
JIS慣用色名としての砥粉色
この色名は、現在のJIS慣用色名(JIS Z 8102:2001)には収録されていません。規格に基づく代表マンセル値が存在しないため、この図鑑では推定値を掲載していません。
砥粉色はバースデーカラー?
砥粉色は、366日のバースデーカラーにも使われています。
図鑑側(#F4DDA5)とバースデーカラー側(#FAD09E)で色が違うのは、参照している資料が異なるためです。図鑑は伝統色・JISの代表値、バースデーカラーは『誕生色事典』の色値を使っています。どちらかが誤りというわけではありません。
砥粉色に近い日本の色
OKLab色空間での距離が近い順に5色です。数値は色差で、小さいほど近い色になります。
- 蜂蜜色はちみついろ#FDDEA5
- 蒸栗色むしぐりいろ#EBE1A9
- 浅黄うすき#EDD3A1
- 薄香うすこう#F0CFA0
- 肌色はだいろ#FCE2C4
砥粉色に近いバースデーカラー
366日のバースデーカラーのうち、砥粉色に色として近い5日です。
橙系の色をもっと見る
- 鮭色さけいろ#F29B87
- 雀茶すずめちゃ#AA4F37
- 弁柄色べんがらいろ#8F2E14
- 水柿みずがき#E4AB9B
- 洗朱あらいしゅ#D0826C
- 赤錆色あかさびいろ#8A3319
- 黒橡くろつるばみ#544A47
- 樺色かばいろ#CD5E3C
- 照柿てりがき#EB6238
- 宗伝唐茶そうでんからちゃ#A16D5D
よくある質問
砥粉色とはどんな色ですか?
砥粉色は、橙系に分類される日本の色名です。この図鑑での代表カラーコードは #F4DDA5(RGB 244, 221, 165)です。
砥粉色の色コードは?
#F4DDA5(RGB 244, 221, 165)です。ただしこれはWeb表示用の代表値で、伝統色の色値は資料や染色条件により差があります。
砥粉色はJIS慣用色名ですか?
いいえ。現在のJIS慣用色名には採録されていません。そのため規格上の代表マンセル値もありません。
砥粉色はバースデーカラーですか?
はい。3月11日のバースデーカラーに使われています。ただし出典が異なるため、表示色は図鑑側と一致しないことがあります。
参考資料
この色のページで参照した資料のみを挙げています。